排気装置は、作業環境の安全と人の健康を守るために必要不可欠なものです。そのため、法律で設置が義務づけられている場合がほとんどです。
また、それに伴い、設置する際には、いくつかの届出が必要となります。 届出を忘れないためにも、どのタイミングで、どんな届出が、いつまでに必要なのかをきちんと理解することが大切です。注意点などもあわせてご紹介していくので、確認していきましょう。
機械等設置・移転・変更届 (様式第20号) |
「種類等」は主に使用する物質名を、「取扱量」はkg/月といった単位で記入します。 |
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局所排気装置摘要書 (様式第25号) |
販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
局所排気装置計算書 | 販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
排気系統図 | 販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
排気ファンの製品図面 | 販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
排気ファンの予想性能曲線図 (選定書) |
販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
局所排気装置の製品図面 | 販売業者などに作成を依頼しましょう。 |
局所排気装置設置予定場所 (レイアウト) |
装置を設置する場所のレイアウト図 |
建物配置図(周辺図) | その地区の全体図と、設置する建物・フロア・部屋の平面図 |
局所排気装置を廃止・転出する際にも、届出が必要になります。主に必要な書類は2つです。
まず、廃止する旨を報告するための「局所排気装置廃止届」。そして設置・移設・変更時に作成した「様式第20号の写し」です。 廃止する場合だけでなく、局所排気装置をほかの場所へ転出する際にも、これらの書類が必要となります。きちんと準備して提出しましょう。
排気装置のメーカーの中には、届出や自主点検を代行してくれるメーカーが存在します。面倒な届出は、信頼できるメーカーに任せてしまうのもおすすめです。
排気装置を選ぶ際は、必要書類などの届出の代行サービスや、自主点検サービスの有無などもチェックしてみましょう。そこでは、サービスやサポートの充実したメーカーをまとめました。各メーカーを比較してご紹介しているので、こちらもあわせて是非見てみてください。
手厚いサポートをしてくれる会社はどこ?
「排気装置」メーカー3選
それぞれ排気装置の設置場所が違えば、機器の導入の際に検討するべきポイントも変わってきます。ここでは「製造現場」「研究現場」「塗装現場」それぞれの設置場所に合わせて、排気装置メーカー3社をご紹介します。
導入を考えている場所と排気装置の特徴を見比べて、自社に合った排気装置選びの参考になさってください。