排気装置の中でも、工場やビルの屋上で多く採用されている「ルーフファン」と呼ばれるものがあります。
効率的に煙や熱気、粉じんを屋上から排出するために使用される設備です。ここでは、ルーフファンの概要や事例について紹介します。
ルーフファンは、屋上(ルーフ)に設置する強制排気装置の一種です。建物の天井に溜まりやすい熱や粉じん、ニオイなどを屋外に排出する目的で使用されています。
工場や商業施設・倉庫など、大量の排気が必要な場所で活用されており、屋上設置型であるため、設置スペースを確保しやすいという利点があります。
暖められた空気は膨張し、自然に上昇します。ルーフファンは、その空気が集まる建物の上部に排気口を設け、ファン(送風機)によって空気を効率的に排出する構造となっています。
外から雨風が吹き込むのを防ぐためのフードや、音の少ないサイレントファンを採用しているものもあります。
空気の流れを一方向に制御する装置ではありますが、吸気装置と組み合わせることで空調のバランスを保ちやすくなるのが特徴です。
屋上に設置することで屋内スペースを使用せずに排気を行えるため、空間の有効活用につながります。また、ファンの点検は屋上から行えるため、施設や工場内は営業を継続したまま点検や交換作業を行える点も利点の一つです。
騒音対策や振動低減に配慮した装置を選択することで、近隣環境への影響を抑えられるメリットもあります。
独自のサイレントタイプを採用することで低騒音化に寄与する設計となっています。外部からの吹き込みを低減するフラップ構造となっています。
機能性だけではなく見た目にもこだわっており、外観と調和する設計が採用されています。
さまざまなオプションが用意されており、バードネットや電動シャッター、防火ダンパーなどをつけることもできます。
参照元:株式会社鎌倉製作所(https://kamakura-ss.co.jp/products/roof_fan/)
耐食アルミを採用し、高い耐食性を実現したルーフファンです。耐候性能に優れているほか、軽量で建物への荷重を軽減する効果が期待されます。
重量の関係でルーフファンの設置をためらっていた場合でも、選択肢として検討しやすくなります。
参照元:株式会社三洋工業(https://www.sanyo-industries.co.jp/products/lighting/ultraace.html)
さまざまな換気ニーズに対応できるように幅広い製品を取りそろえているメーカーです。新設はもちろんのこと、メンテナンス・入替・増設にも対応しています。ロケーションに合った材質や形状についての提案を受けることができます。
参照元:株式会社ミトヨ(https://mitoyonet.com/archives/product/roof-fan)
防錆処理を施し、優れた耐候性を備えた製品です。工場の換気・空調用の製品であり、全高を抑えた構造設計が採用されています。
軽量化により、建物への荷重を軽減する設計となっています。
参照元:テラル株式会社(https://www.teral.net/products/search/type?kishu=10001002)
ルーフファンは、屋内の空気を排出するために設けられる換気設備の一種です。屋上設置で空間を有効活用できることに加え、排気性能や点検のしやすさなど、設置環境に応じた利点があります。
設置場所や使用環境に応じて適した機種が異なるため、製品を選ぶ際には慎重に検討しましょう。
当サイトではおすすめの設置業者をまとめているので、そちらも参考にしてみてください。
それぞれ排気装置の設置場所が違えば、機器の導入の際に検討するべきポイントも変わってきます。ここでは「製造現場」「研究現場」「塗装現場」それぞれの設置場所に合わせて、排気装置メーカー3社をご紹介します。
導入を考えている場所と排気装置の特徴を見比べて、自社に合った排気装置選びの参考になさってください。